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1人で朝食を取る舜に近付く者がいた。
「おはよう、舜!」
挨拶と共に舜の肩に凄い衝撃が走る。
驚きよりも痛みの方が勝り、肩を押さえつつ振り返る。
「…おはよう、翔弥(ショウヤ)」
振り返ると、爽やかな笑顔が待っていた。
翔弥はスポーツ刈りの濃緑の髪で、瞳はブルーサファイアのような綺麗な青色、背丈は舜より少し高い青年である。
肩を強く叩いたのに、本人は悪気のない顔をしているが、本人にいわせればわざと強く叩いたのではなく、おそらく弱くしたつもりだろう。
舜と同じ服を着ている事から、同じ仕事をしている事が分かる。
舜とは仕事以外でも仲が良く、仕事では先輩で良く教えてくれる。
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