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朝に母親と共に親父が入院している病院へ行く、決まっていた退院が2日後の月曜日…色々な手続きなら母親が行く必要性はないが担当医師から呼ばれたらしい。
何度か親父を病院へ乗せていた俺は片道45分を運転し本来は面会時間ではないが病室で着替え等の荷物をロッカーへ収めエントランスというべきか…そこで時間をつぶす為あったマンガを見ていた、時々トイレや病室を見たりして医師と話していた母親が来て帰りも運転…母親がしている喫茶店へ。
一旦俺は帰り眠り夕方に再び喫茶店、そして…母親は俺に告げた。
『父親の余命が一年』
やはり…そう思った、実際親父は弱っていてつらそうだったから驚きはない。父親はもう治らないという、それも当然である。
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