確執からマシな関係へ…

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確執は十年以上続いた、祖母の入院は結果二十年…今から三年前に他界したがその間母親の負担は大きかったと思う。だから俺は祖母の着替えを持って行く事で少しでも軽くしようとしていた、俺が中学生の時親父がタクシーの運転手になった事で更に疎遠となったが顔を見ても会話は全くないまま。 高校生になって俺は近所付き合いの一端として毎年夏にある川掃除と戦没者の墓掃除を始めた、それは親父の代わりであり兄の代わりでもある…決してつらくはなかったがあくまでも代わりだ…元々そういうことが好きだからやれたのだと言える。そして確執はある話から少しずつ変わっていく事になる、人によってはまあ…嫌いな内容になるがそれが結局は親父と近づけたきっかけになった。
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