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レストランには人一人居なかった。
タビーはレストランにいる料理長に聞いてみた。
「ねぇみんな何処に行ったの?」
「アカデミーに殴り込みしに来た仮面の男を見に行ったらしいよ。」
タビーは再び聞いてみた。
「殴り込みってテニスよね?」
「ああなんでもコーチ達を倒して次はあのアレックスが戦うらしいぞ。」
と料理長は言った
「ノーティー、アレックスはきっとセンターコートよ!彼のプレイを見るチャンスよ」
「わかった行こうタビー」
2人はセンターコートへ向かった。
中に入ると烈しいラリーが続いていた。セットポイントは2対1アレックスが負けていた。そして仮面の男はハンマーをだして物凄いショットを放った。
アレックスは吹き飛ばされた。そして難無くゲームを取られて負けた。
だがアレックスは悔しがらず逆に笑顔だった。
ノーティーとタビーはアレックスに仮面の男正体を聞くためにアカデミーのメインビルに向かった。だが学長室にアレックス達の姿は無かった。2人はメインビルを抜けた先にある正門に向かった。
そこにはアレックスと学長がいた。しかしそこには仮面の男は居なかった。
ノーティーはアレックスに聞いてみた。
「アレックス仮面の男はどうしたの。」
アレックスは言った。「彼らなら帰ったよ、まさか僕に会いに来てくれるとは思いもしなかったよ。」
タビーは言った
「ねぇアレックス仮面の男の正体って誰なの?」
アレックスは答えた。
「いずれ分かるさ、それに彼らの正体を明かす訳にはいかないのさ。」
そういうと学長と共に帰っていった。
寮までの帰り道2人は今後事について話し合った。
「いずれ分かるさって何だよ、こうなったら最高のテニスプレイヤーになって真相をつきとめてやる。」
ノーティーが言った
「その前に何の実力も無いのに最高のテニスプレイヤーなんて言ってる場合じゃあ無いでしょ?」
タビーが言った
「実力がないだって?!確かにテニスプレイヤーとしての実力は無いかもしれないけど・・・・」
ノーティーは言った
「とにかく明日から一緒に頑張ろうね!」
タビーが言った
ノーティーは「ああ」と言葉を返すことが出来なかった。
そして2人は寮に帰って床についたのであった。
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