彩恋花-サイレンカ-

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商店街を抜けて少し歩いて路地に入るとボクの家に到着。 ボクの家は特筆するところはなく所謂普通の2階建ての1軒家だ。 学校から近いため、よくみぃちゃんも含め、友達を呼んで遊んだりする。 「じゃあまた明日ね。体調悪ならちゃんと寝なさいよ」 みぃちゃんはお母さんのような口振りでそう言って、右手を振った。 「うん、ありがと。じゃあね!」 悪いのは体調じゃないんだけどな……と思いながらボクも右手振り返して家に入った。
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