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その時、目の前に酔っぱらいが表れた。絡まれないようにしつつ、通りすぎようとしたが、
「ねぇ~君たち~いいバイトが~有るんだけど~一緒に~こない?」
絡まれてしまった。しかも、若い酔っぱらい十数人に囲まれていた。その内の1人がショウの腕を掴んだ。
「は…放しやがれ!」
軽く抵抗した瞬間、ショウは殴り飛ばされた。
「ショ…ショウ!!」
アキは震える足を引きずりながら、近寄ろうとしたが、
「おとなしくついてこい」
酔っぱらいの男にはもうさっきのようなふわふわとした雰囲気はなく、ショウを担ぎ上げ、ドスのきいた声で言った。
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