No.2

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死にたい… ウチの頭の中には、この言葉しかなかった… 『死にたい…』 ?サイド 只の気まぐれだった… ザーー… 今日は歩いて帰りたくなり、傘をさして帰っていた… ザーー… 雨が少し激しくなり、小走りをした。 ふと、公園を見ると… 「女?」 ずぼぬれの女が、空を見上げていた… 「チッ…」 こんな雨の中、アイツは何してやがる… 俺様は、近くまで行き声をかけようとした時、女は喋った… 『死にたい…』 と… コイツ何言ってるんだ… ″死にたい″なんて… 俺様は、知らず知らずのうちに声をかけていた… ?サイド~終~ 「おいッ…何してやがる」 ふと後ろから、声がしたから振り返った… 『え…』 思わず声が漏れた… 目の前には、自分の憧れる世界の人が居たから… 『あ、とべ…けいご?』 ウチの呟きは、雨の音で書き消された… なんで? テニプリのキャラがいるの? もしかして… ウチ…トリップした? .
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