Happy Love days

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私の言葉にかぶせるように言ったのは、親友の桜だった。 「おー桜。ジュースおごって!」 「いやに決まってんじゃん!」 、、、桜の名前は知ってるんだ、、、 何故か無償に悲しくなってきた。 二人はまだ会話してるみたいだけど、今の私には聞こえていなかった。 、、、私ってばかみたい。 「……すみ……かすみ!」 私は顔を上げた。 「……何?」 「人の話聞いてた?」 「…えっ?」 「聞いてなかったんだね。」 「うん…ごめん…」 だって…聞きたくなかったんだもん。 「明日、カラオケ行こうって、哲也君が。」 「タダ券もらったんだー!」 そういって哲也はピラピラと見せる。 4枚、、、、。 「私と誰が行くの?」 「俺と」と、哲也 「あたしと」と、桜 「俺!」と………どちら様? え―――っと、誰だろこの人……? 「じゃあそういう事で、明日カラオケ10時ね。」 いつのまにかそうなって、私のまわりは桜だけになった。 「明日楽しみだね!」 と、桜ははしゃいでる。 私も楽しみだったから そうだね。と、答えた。 。
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