微炭酸

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「ねぇ、、、。」 俺は、君の腕をつかみ呼び止めた。 君はゆっくりと振り返り、驚いた表情で俺を見上げた。 ドクンとはずむ心臓。 次第に汗ばむ手。 ──今、ずっと願っていたことが叶った。 君の顔を正面から見れた。 俺は、生唾をゴクンと飲み、こう言った。
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