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時々、不安になる。
俺って変なのか?
生まれた時から知っている、一番の親友。
悪いことも、馬鹿なことも、何でも二人でやってきた。
何にも変えがたい、唯一無二の存在。
俺は時々ソイツを、押し倒して目茶苦茶に犯したくなる。
変っていうか変態?
でも、ソイツも悪ィ。俺と同じように育ってきたはずなのに、色白で綺麗な顔してて。
俺が今まで付き合ってきたどの女よりも美人だ。
男のくせに、だ。
好き、なのか?
好き、なんだろうな…。
でも男同士だから、どう踏み込めばいいか分からない。
「なァ、大事な話があるんだ。お前だから言う。」
悩んでいた時、ソイツに言われた。
「俺、実はその…、ゲイなんだ。」
行くしかないだろ!
END
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