【カラーピーマン】

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カラーピーマンは、しばしばパプリカと混同されることがあるが、カラーピーマンはピーマンを完熟させて収穫したものである。通常のピーマンも完熟させれば色が変化して辛みが薄れ甘みが増す。果実はピーマンと同様の形状と形態をもつが、ピーマンが青い時期に収穫するのに対し、熟してから収穫を行う。そのため収穫までの時間がかかり、また様々な被害を受けやすくなるため収量が劣る。パプリカは肉厚で果実の部屋数が3?4に分かれた綺麗なベル型の品種である。一方ピーマンはパプリカより肉薄で膨らんだベル型を形成せず、パプリカのように赤く熟してしまうと長期保存が効かない。
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