第一章

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僕「頼れる近所のお兄さん、皆川……って、手作りだしそのまんまだし!」 皆川くんは得意げに、工場長にもお手製の名刺を差し出している。 工場長が名刺を受け取った時、突如工場内に火災警報の音がなり響いた。 突然の警報に皆が驚く中、皆川くんだけは何故か笑っていた。 皆川「ありゃりゃ、煙草の不始末かな」 だけど、この工場は全面禁煙のはずだ。 僕は、いまひとつ緊張感に欠ける面々を尻目に、とりあえず工場の奥に走った。
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