運命の日
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背が高くて、整った顔立ち。 ブレザーを着ているところからすると、高校生だろうか? 眼鏡の向こう側には切れ長が、表情を変えずにこちらを見ている。 なんだか、ちょっと怖い印象を受けた。 「あ…あのっ!私、都築と言います!」 怪訝そうな顔でこちらを見る彼。 『で?』 と聞かんばかりの威圧感。 「実は…」 私は恐る恐る話し出した。
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