運命の日

6/26
前へ
/79ページ
次へ
一瞬頭が真っ白になった。 え?何?どゆこと? 「2ヶ月くらい前なんだけど…」 そんな前!?何で黙ってるわけ!?? 「父さん、色々頑張ったんだけど、、」 そんなの知ってたら私だってバイトとかしたのに! カバンだって服だって、新しいの買うの我慢したのにっ! … どうして黙ってたの…? 「…っ!!」 言いようもない怒りと悲しみが、お腹の底から湧き上がってきた。 いきなりの報告で頭がパニックになって、うまく話せない。 「それでね、麻美…」 コンコン 母が話しかけた所で、突然ドアをノックする音が聞こえた。
/79ページ

最初のコメントを投稿しよう!

236人が本棚に入れています
本棚に追加