深海2948m

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「太陽旗」 雨があがって 街に人の声溢れてて 枯れてた人の 瞳、輝きを取り戻す 砂漠のような僕の心に突き刺した 誓いの旗 握る君は誰だい? 無くした宝物を探す為に捨てた 希望 何を無くしたかも もうわからないのに 満たされない 僕の想いは こんなにも膨張していたんだ 突き立てろ そう 今一度 他が為じゃなく 自分の旗(フラッグ)を ※ 君の声が響く浅い夜明けに ブレる事なくなびいてた 信念という名の優勝旗を かざせ 守れ 握りしめて走り出して行け 鳥達が朝を告げる前に 答えを ※ 懐かしい風が 鼻をかすめてった 触れることは出来ないが確かにあったよ スコールが胸をかすかに潤したから 僕はもう一度歩いてくって決めたんだ 逃げ出した夜は 怖かったんじゃなくて 未来が遠くに感じたから あきらめた夢をもう一度 歌おう 今度は ほら 君の為に 勇気をくれた君に 旗(フラッグ)を目一杯振り返すよ サビ 悲しみが生まれた深い夜更けに ブレることなくなびいてた 旗はボロボロでも立つことを辞めない 歌え 掴め 今一度突き立てろ ほら 空は赤に滲みだす ほら見ろよ 君を待って今も 変わらない場所にある 不動の旗 君の夢を高らかにかざしてる ここから何回でも始まってく だから大丈夫 怖がらないで 人生はたった一つ 好きなことをした者勝ちだよ ほら夜が明ける 日は君を待ってた ※ 悲しみが生まれた深い夜更けを ブレることなく駆け抜けた 旗はボロボロでも立つことを止めなかった その心に 今一度突き立てろ 何度でも歌ってやる ほら……ほら 空は赤に滲みだす .
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