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ジェシ「・・・ふっ・・あ・・・」
ジュル・・・
血が首筋に伝う
ジェシ「ユウ・・・あっ・・・」
ユウ「ん・・・」
首筋から顔を離す
ジェシ「ハァ・・・ハァ・・・もういいの?」
ユウ「うん。しばらく持つよ」
ジェシ「あっ・・・」
ユウ「どうした?」
ジェシは、夜空を見て微笑む
ユウ「綺麗だな・・・」
夜空には、月が出ていた
ジェシ「いつかさ、ジュンが言ってたよね」
ユウ「ん?」
ジェシ「僕が月で、三人が周りにいる星で、ユウが太陽って」
ユウ「吸血鬼なのにな、」
ジェシ「ふふっそうだね。」
ユウ「あれからもう二年かぁ・・・」
ジェシ「早いね・・・」
そうあれから二年が経ち
大学を無事に卒業して
それぞれの道を歩んでいた
それでも、今も五人は一緒に住んでいる
ギュッ
後ろからユウが抱きしめてきた
ジェシ「ユウ?」
ユウ「もうあんな辛い思いさせないから」
ジェシ「・・・うん。大丈夫だよ何があってもユウを信じてるから」
ユウ「あぁ。俺もジェシを信じてる」
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