おかしなお茶会

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すっかり体の中にバラの香りを取り込んだ私は、そのまま歩みを進めた。 素敵な場所…。このままずっとここに居たいくらいだわ。 マリア「あら…?」 すると、バラの木々の向こうに、赤い屋根に白い壁の可愛らしい家が見えた。 そこだけは木が無く、家の周りを取り囲むように木々が生えていた。上を見ると空が見えるくらいだった。 家のベランダのところには一本のバラの木があり、その木の下には白いテーブルクロスが敷かれたテーブルと、そこに座る三人の姿が見えた。 マリア「きっとあれね!!」 私はその家へと向かった。
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