おかしなお茶会

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マリア「すみません。ちょっとお聞きしたいことがあるのですが」 私がそう声をかけると、言い争いをしていた三人組がこちらを見てきた。 ???「ぁあ。アンタお客さんかい?悪いねぇ…この店はこの前潰れたばかりでな。今はやってねぇんだ。他、あたってくれ」 と、がたいのいい緑色のワニ(とは言ってもまるで人間のような姿をしてるからワニとは言い難いわ)が言った。 マリア「いいえ。違うわ。あなたたちに聞きたいことがあるの」 私は平然と答えたが、その緑色のワニの風格が恐かったから内心ビクビクしていた。 そのワニは首のあたりに金色の大きな鎖をつけていて、頭には小さなハット帽を被っている。 目つきはきつく、大きくて長い口はまるで今にも食べられてしまいそうだった。 姿でいえば、他のみんな(テイルスやシルバー)のようだ。 ???「質問?俺たちなんかに? 失礼だが、お嬢さん名前は?」 マリア「私の名前はマ……」 マリア。そう言おうとして、慌てて口を塞いだ。 ???「マ…?」 マリア「いっ……いいえ!!なんでもないわ!!」 ???「?」 危ない危ない。 私は深呼吸をして、さっきシルバーに言われたことを思い出した。
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