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ことの発端は入学式が終わり、自分のクラスで新しいクラスメイトを親睦を深めていた時。
ドヤドヤと廊下が騒がしく、ふと教室のドアの方を見ると、親友の蒼依 龍(あおい りゅう)が居た。
コイツは顔が良く、そりゃあモテる。しかも、特待生で学校に入るぐらい運動神経ができる・・・と話は置いといて、問題は隣にいる人だった。
「・・・鬼狂会長?」
学校名物の生徒会長がいた。なぜか、こっちを見ている。
すると彼女は俺の所に来て、マジマジとオレを見る。そしてこう言いやがった。
「君、私と付き合え」
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