はじめまして

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「…そ、そうか?オレにはそう見えなかったけど…」 少々怯えながら沖田に聞き返す男性 新撰組八番隊組長 藤堂 平助 そして…… 「ははっ!沖田君何怒ってるのさ」 そう穏やかに言う男性 新撰組六番隊組長 井上源三郎 そんな二人に沖田は溜息をつき… 「大丈夫です」 さっきよりも冷たく言った。 「ぉらぁああぁあ!!新八ィ!桜子ォ!?飯の時間だぁあ!オラ!静かにしやがれ!!」 土方の怒鳴り声で誰もが口を止めたのは言うまでもない。 沖田はそんな土方に感謝した。 本当なら桜子さんは僕の隣だったのに! …と思いながら。 .
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