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「くぅわぁあぁああ!終わったァ」
「お疲れ様ですっ永倉さん」
あれから数時間…
数えきれないほどの食器などがようやく片付いた。
「あぁー!!疲れた…おめぇいつもコレやってんだろ?すげぇなぁ」
永倉は、そう言うと桜子の頭を撫でる。
「ぇ…!?」
永倉の行動にテンパる桜子。
「なーがーくーらーさーんー」
「ぅわッ!総司!?亡霊のように呼ぶなよォ!」
こえぇじゃねーかァ
「………」
桜子はまだ放心状態でいた。
あの永倉が……
永倉が永倉が永倉がっ!
優しい微笑みで……
頭を撫でたぁ?!
「はっはっはっ!ありえんてぃ~」
「あ?」
「桜子さん、独り言言ってるとハゲますよ」
そんな沖田に鼻で笑う桜子。
「はっ!…ハゲるわけないじゃないですか~?」
ありえない、ありえない。
そう笑いながら言っていると永倉に頭を掴まれた。
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