7月 補習

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次の日も、その次の日も、あたしと隆は補習だった。 ちなみに、凛音も。 隆につられ、あたしもわりと真面目に取り組みはじめた。 「これは…こうか?」 「そうそう!やればできるじゃん清美~っ!」 上手く問題が解けて、川口に頭をくしゃくしゃに撫でられながら褒められる。 「やめろよ///!」 マジで恥ずかしい。 でも…嫌じゃないんだよなコレ。 つい、くせになっちまう。 「川口っ!これは?」 「おぉ!これはな~…」 隆が積極的に川口に質問する。 その姿を見ると、あたしも頑張らなきゃなって思う半面、あたしはどの道に進めばいいのか悩む。 「よーし、今日はここまでだ!お疲れ様~」 川口が笑顔で終わりを知らせるにもかかわらず、あたしは席に座ったまま、ずっと進路について考えていた。
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