プロローグ

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「今、ものっそい失礼なこと考えてへんかったか?飛鳥」 「なんのことだ?」 シラを切る俺だが別のことの方が気になっていた。 「それより俺が天然記念物ものだと? どういう意味だ?毅。 答えようによっては……」 そう言って俺は指をパキパキと鳴らしていたら、 「よし。 二人とも入ってこい!」 担任の永井が転校生にそう呼びかけた。 チッ、仕方がない。 毅の処分は後にして、取り敢えず転校生のツラでも拝見させてもらいますかね。 ヘンな奴じゃなきゃいいが………。
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