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そこまで見て今度はもう一人に目を向けてみた。
もう一人は、黒髪黒目のいかにもな日本美人、大和撫子って感じだな。
着物でも着せたら、吸い込まれそうな魅力を放っている。
だが、背がちっちぇえな。
１５０すらなさそうだ。
しかし、それに反比例するかのようにでかい双丘を携えている。
まあ俺は胸の大きさにはそれほど興味はないが。
クラスの奴等はそうでもないらしいがな。
今度は『萌え～！』って声があちこちから聞こえてきやがる。
全く節操のない奴等だぜ。
ん？
こいつからも視線を感じたような……？
気のせいか？
俺はこの黒髪の少女にも会った記憶はない。
まぁ、会ってたとしても憶えてない可能性は高いがな！！
ってこれも威張れることじゃねえ。
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