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「あんたは、明日この力を試すことになるのよ!!」
オカマみたいな自称「仏様」は、少し真剣な顔をしながら伊九次の顔にグッと近づいた。
「な、なんなんですか」
突然のことに、声がうわずってしまった。
「いい、アンタは侍に変身しなくちゃいけないの!
アンタは、この私に選ばれたんだからね!」
「し、しかし……」
「んーもうっ!!本当に理解力のない子!!!!
アンタみたいな子は、もう寝なさい!!」
自称「仏様」は伊九次に真っ直ぐ指を向けると、何か唱えはじめた。
そして伊九次は意識を失った。
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