第2の覚醒-死の光の果てに-

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-中庭- 日課の夜の散歩。 今日も夜風が気持ちいい。 やっぱり私には闇が似合う。 何故私は光属性なのだろう。 どうしても納得がいかない。 そんな事を考えながら 満天の星空を眺めていた… そろそろ帰ろうと思ったその時… 足元にラピスが一つ落ちていた。 黒い輝きを放つラピス。 何て綺麗なんだろう… これほどまでに綺麗なラピスは初めて見た… 私はこのラピスを持って帰ることにした。 溢れる闇の魔力に牽かれていた。 「フフフッ…、クロエ、貴女が望む闇の魔力…、私のプロト・テネス・ラピスで解放してあげるわ…」
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