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-中庭-
日課の夜の散歩。
今日も夜風が気持ちいい。
やっぱり私には闇が似合う。
何故私は光属性なのだろう。
どうしても納得がいかない。
そんな事を考えながら
満天の星空を眺めていた…
そろそろ帰ろうと思ったその時…
足元にラピスが一つ落ちていた。
黒い輝きを放つラピス。
何て綺麗なんだろう…
これほどまでに綺麗なラピスは初めて見た…
私はこのラピスを持って帰ることにした。
溢れる闇の魔力に牽かれていた。
「フフフッ…、クロエ、貴女が望む闇の魔力…、私のプロト・テネス・ラピスで解放してあげるわ…」
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