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「よろしくね」
「は?」
「……だって、千尋が」
「あぁ……こちらこそ」
蜜葉はにっこりと笑って、俺に言う。
「こっちに来てくれるんだって、千尋たち」
「え?」
俺が口を開けて聞き返すと、彼女はふっと笑う。
「ほら、彼氏さん車持ちだし。あたしたちの交通費とか考えてくれたみたい」
「……はぁ。……てか、年上なの?」
あれ?と蜜葉が首を傾げる。
「千尋の彼氏さん、学校の先生よ?」
「――――…………えぇッッ!?」
せ、
せ、
せ、
先生!?
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