プロローグ

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戦場の叩きつけと、巫の攻撃(口撃ともいう)により肉体・精神共にズタボロになった勇者Aは、その後王都に着くまで更なる攻撃及び口撃を受け続けることになった。 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁおい、お前達、こんなことしたら、どうなると、思って、んだよ」 王都に着いてようやく解放されたバカ勇者Aは、息も絶え絶え、戦場達に文句を言った。 しかし、当然の事なのだが 「お前の生命活動が停止して、環境破壊が7割程度解決するんだろう」 戦場によって更なる被害を被るのだった。 「ちょっ、それっておかしくねえか。なんで、俺1人の存在がそんなもんなんだよ」 「戦場、7割じゃないよ、20割だよ」 「ふざけるな。20割って俺以外の全生命体が居なくなっても環境は悪くなる一方じゃないか」 「うるさいよバカ(勇者A)。バカ(勇者A)が呼吸する度に環境破壊が進んでいくんだから、その事をよく考えてから呼吸しなさい」 「琴海、名前が違うから。垣内勇士だから。お前の呼び方は、今までで一番酷い呼び方だよ」 「あの、戦場さん。僕達は家に帰りますから。またそのうち」 「おお、お疲れ」 勇士が必死に抗議している間に仁と忍は帰って行った。
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