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ここは数多くのミラ住民が住む世界 ミラクガルド
このミラクガルドを支えている王はミラガランデ
そしてこの世界を創ったのはミラガランデ本人だと言い伝えられている
しかし………
最近になってミラクガルドの王 ガランデの様子がおかしいと言う噂が世界を漂わせている
だがその噂は本当かもしれない
その噂からだいたい何ヶ月も経ったその日
ガランデは人々の前から姿を消した
一つの何かを置いて…
それは大きな卵であった
童話などでは恐竜やらドラゴンやら そんな生き物が出てきそうな雰囲気を漂わせていた
しかしその期待はまんまと外れた
その卵から出てきたのは恐竜達よりも恐ろしい奴だった
現れたのは黒い装飾を身に付けた青年であった
そしてその青年はこう言った
「我が名はミラルーク。この世界の新しい王だ! 」
ミラルークと名乗る青年はそう言い現在までガランデが拠点としていた街を消し去ったと……
しかしこの消し去られた噂は嘘か本当か
それを確かめるため ガランデの存在を再び確かめるため 何処かに存在して今も尚 恐れられているミラルークを討伐するため 色々な目標を機に勇ましい者達は立ち上がったこれを境に険しい冒険が今 始まろうとしている
いや……
もう始まっている
時計の針は電池が切れるまで進み続ける 同様 彼等の諦めない信念が絶えない限り 針は進み続ける
この運命は生まれてから尚 決まっていたことかもしれない…
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