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「だから大丈夫って
言ってるでしょ!!」
大声を出しすぎて、
咳が出てきた。
「ケホッ、ケホッ・・・。」
咳がぜんぜん止まらない。
「それで大丈夫だって
言えるのか?」
斗真はそういって
背中をさすろうと
してきた。
だけど、私はその手を
振り払って言った。
「ほんと、ごほっ、
に大丈夫、ごほっ
ごほっ。だから。
ごほっ、ごほっ・・・。」
本当にこの体がイヤ。
ちょっと大声を
出しただけで、
こんなになって。
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