仕事

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トントントン 「失礼します。」 私と斗真は部屋に 入った。 「おお、癒依。 やっと来たか。 今日はお前に 大事な話があるんだ。」 社長の葵は言った。 「家で話す訳には いかないの? 私だって忙しいん だから。」 「お兄ちゃんに 対して、もっと 優しく接しろよ。 それより、体は 大丈夫か?」 この事務所の社長、 葵は私の兄なのです。 私はよく、こんな バカ兄貴が社長 になれたと思います けどね。
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