冷たい女

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「はあ、はあ・・・。」 「心菜!!」 その声は斗真だった。 意識が薄れていく中、 斗真の一生懸命な 姿が見えた。 目が覚めたとき、 家の自分のベッドに 寝ていた。 「大丈夫か? 苦しかったな。 ごめん、遅くなって。」 私は首を振った。 「ふー。もう大丈夫だよ。 ありがとね、斗真。」 「本当にごめん。 今日と明日は仕事 休みにしたから。 ゆっくりしとけ。」 そういって立ち上がった。
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