冷たい女

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「行かないで。」 私はそういって、 斗真の服の袖を 引っ張った。 1人で居たくなかった。 「どうした?きつい?」 心配そうだった。 「ううん、大丈夫だよ。 ごめんね?倒れちゃって。」 斗真にはいつも 迷惑をかけてしまう。 そんな弱い私は 嫌だった。 「いいよ。心菜が 眠るまでは一緒に いるから。」
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