真の思い

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「お兄ちゃん? えっと、怒らないで 聞いてね!」 私は結梨と分かれた後 社長であるお兄ちゃん に電話をしていた。 「実はね、正体 ばらしちゃった!! なんかきつくてね~。」 私はお兄ちゃんの返答 を待った。 「それは本当か!?」 私が言って15秒程 経ってから言った。 てか、反応遅すぎ! 「うん。だから、 一応お兄ちゃんには 言っとこうと思って。」 私はお兄ちゃんが 怒っていない ようだったので 安心した。 「分かった。その学校 にはこれからも通うか? それとも芸能科が ある学校に転校するか?」 転校だけはしたくない。 結梨たちと離れたくない。 「ううん。このままで 良いよ。じゃあね。」
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