<<中学時代>>編

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サトミはまたもや「あ・・・」と呟いた。 どうやら芯を落としたらしい。 サトミは泣きそうな顔をし始めた。 俺は笑いそうになった。 俺は芯ケースから芯を三本取り出して、サトミに渡した。 サトミはパァっと顔をして、その芯を受け取る。 そして、荒れてた様に筆箱から消しゴムを取り出して、 それをいきなり真っ二つ 半分を俺に渡して「ありがとう、こんなのしか無いけど・・・」 お礼に消しゴムの半分を貰った。
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