もれなく!

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……いたかったー(´д`;) はぁ…もう、意味が分からないんですが こめかみをさすりたくても、思うように動かない手足。 見えないので、体の体感だけで自分の状態を確かめてみることしか出来ない。 それも何だか不安になる感覚ばかりだった。 皮膚に触れてるのは、ぬるくてあたたかい液体。 爪の隙間、へその奥、指の股をわって、空気の泡がときたま皮膚をたどってくすぐったい。 水圧は苦しくない。 けど自分の腕はやっぱり動かないので、全身を揺すって波を立たせてみる。 打ち返す水流は弱い余波となってどこからでも返ってくる。
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