side*゚。アイル

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と、1人で寂しく怒ってる間にもう学校についちゃった。 とにかく、急いで教室に行かなきゃ!! ―シャラララ…― 何?このへんな音…。 …ぎゃぁ‐‐‐‐!! そうだった!! 鹿島高校のチャイムって、普通の学校と違うんだったぁ‐‐‐‐!! っだぁ‐‐‐‐!! 急がなきゃ‐‐‐!! 「あ゛‐‐‐!びーびーぎゃーぎゃーうるさい!!遅刻ぐらいでそんなに騒ぐなよ!」 …。 「おいっ!聞いてんのか?!」 ……。 「返事ぐらいしろよアホ毛女!!」 「…あ゛‐‐‐!!髪とかすの忘れてたぁ‐!!」 「うわぁっ!急にでけぇ声だすなよ!!ったく…反応鈍いし…」 「ちょっっと!!知らない人から急に話しかけられたら誰だって驚くでしよ!そんなこともわかんないの?ばっかじゃない!!笑ふんっ!!」 「お前の方がバカだよ笑。ってか、髪とかすの忘れてたってどんだけ急いでたんだよ…笑」 「あ‐‐!!またバカにした!!しょうがないじゃん!寝坊しちゃったんだから!それに、私の名前はお前じゃないの!稲葉愛璃っていうちゃんとした名前があるの!!」 「へぇー…名前はかわいいじゃん?笑」 か、かわいい!? ―ドキッ…―
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