side*゚。シュウト

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やべっ …寝坊した。 だからといって慌てて学校に行くのもめんどいし どうせ今日は入学式だから 遅刻しようとしまいと 関係ないだろう。 そしてまた寝ようとしたその時… “んぎゃぁ‐‐‐‐‐!!” 目の前の家からでっかい叫び声が聞こえた。 なんだ今の叫び声…。 少し気になりながらも 今の叫び声ですっかり目が覚めてしまったので ゆっくりと真新しい鹿島高校の制服を着ようとしたその時… 「こらっ蹴斗!!今日は入学式なんだからさっさと準備しなさい!…なにぼや‐っと外を見てるの?!ほら、早くしなさい!!」 「わ‐たから、出てってくんない?着替えれないから。」 「蹴斗!!お母さんに向かって出てってってなに?!あんたの裸なんかね、むっかしから見てるから別にいいでしょ!!」 いや、そういうわけじゃね‐し… 「とにかく、着替えずれ‐から早く出てって。」 「…っんとに、誰に似たのかしらこのひねくれた性格!!もうっ…」 ぶつぶついいながら母さんはでていった 何か邪魔ばっかされてる気がすんだけど…。 まぁいいや。 ってか、やっぱ急ごっかな…。 入学式から遅刻して先輩とか先生に目つけられるのも面どいし。 まぁ、誰も知ってる人いないけどな。
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