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ズガッ！
丁度十字路に差し掛かったあたりで
何かにつまずいた。
視界がまるでスローモーションを見ているかのようになり
地面がゆっくり近づいてくる。
「うわわわ！」
あわてて手を前に出して身をかばおうとした時
ガゴッ！
右から違う衝撃が走った。
「！？」
今度は地面がゆっくりと遠退いていった。
衝撃でブレる視界のすみに赤い車が映った。
車に跳ねられた！
そう気付いた時には、のび太は頭を下にしたままかなりの高さまで跳ねられていた。
「！！」
怖い！
そう思った瞬間、スローモーションが解けた。
一気に地面が近くなり
視界が真っ暗になった
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