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Meste Grimario
さて 今回の旅もクライマックス
カバーロ・マリーニョに不可欠な楽器 rabeca(ハベッカ)
そのルーツは専門家の間でも謎が多いらしいが 要は バイオリンがバイオリンになる以前の楽器
多分ポルトガル又はオランダ統治時代に持ち込まれたものだろう
見た目はほぼバイオリンだが 現地で手作りされ 無塗装で 乾いた音色が特徴だ
かつてこの地方では ハベッカが盛んで 偉大なハベケイロが沢山いた事だろう
そのほとんどが アルバムを残す事無く他界してるため 音源は乏しい が 辛うじて 存在する事もある
“Meste Salustiano”
映画モロノブラジル にも出てる 偉大なハベケイロ
子供16人 そのうち9人がミュージシャン マシエル・サルーなどは、今最高にバリバリだ
そのメストレ・サルー 残念ながら一昨年他界してしまったが 2枚のアルバムを残している
その2枚を日本で求めて8年が経つが 面倒だから買いに行っちまえ! ってのも今回の目的でもある
どこで買うかって言うと
Casa da rabeca (ハベッカの家)
サルーが作り、サルスチアーノ一族が経営するライブハウスしかもここで12月25、26日に一大カバーロ・マリーニョ大会がある
俺も地球の裏側から来ちゃう訳である だはははは
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