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『なっ信仁これから暇?』
『暇だけど…』
『じゃあさオートレース行かない?』
『オートレース?』
『うん。面白いぜ!』
『別に良いけど…』
『じゃ決まりな! 制服じゃマズイから1時に俺ん家に集合な!』
『わかった』
『じゃまたな』
治も高校で野球をやるつもりはないらしく暇らしい。
オートレース…?
なんだろそれ?
検討もつかない。
制服じゃマズイ場所なのか?
考えてもしょうがないのでとりあえず帰宅して着替える事にした。
この誘いが俺の人生を左右するなんて知るはずなんてなかった。
第1章-END-
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