―第2章―

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  20分くらい歩いただろうか?   次第になにやらやたらでかいエンジン音が聞こえてきた。   治はその音でスイッチが入ったかのように早歩きになった。   それに合わせ俺も早歩きになる。   そこからは5分くらいで目的地にたどり着いた。   そう『オートレース場』だ。   レース場の目の前まで来るとエンジン音はかなりのものだった。   俺にはそのエンジン音が車によるものかバイクによるものかさえも分からなかった。
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