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「「おはよ―ございます!!」」
塾の先生に挨拶。
「お、里紗ちゃん真琴やん。今日頑張ってなぁ!」
そう言うのは小学校のときの授業からお世話になってる澤田先生。
なかなか熱い先生で
最初は苦手だったけど今では仲良しな先生だ。
里「もぉ無理先生。ヤバいヤバい」
真「なんやねん、さっきまで余裕やったくせに~!!」
阿呆みたいに話ながら塾へと入っていった。
「おはよ、お前ら第3教室なぁ!」
塾イチ若手の谷先生。
ぁあ…かっこいい(笑)
「「はいは―い!!」」
と、元気よく返事をして教室へ向かった。
教室へ入ると新しく塾へ入ってくる子とかが結構いた。
だがみんな小学校が一緒なので
特に緊張感はなかったが
新塾生になる子は
テストにかなり緊張しているようだった。
うちと真琴は前後の席に座った。
真「はぁ―まじヤバいって…」
里「そんなんゆうてたら中学生なれへんで~?」
真琴と話していると同じ教室にいる新塾生の田中萌が話しかけてきた。
萌「里紗と真琴がヤバいならうちのがヤバいやん~(泣)」
里「いや、断然萌のが頭いいし!!」
そう、萌は秀才なのだ。
うちは萌に密かにライバル心を抱いている(笑)
だが萌も家が近所で仲良しの友達だ。
萌「んなことないしっ。あぁヤバいヤバい…」
…みんなヤバいヤバい言い過ぎ(笑)
―ガララッ
みんなが黙った。
「お―、今からテスト始めます。」
うちと真琴は顔を見合わせた…
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