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-チャンミン目線-
ユノ「チャンミ~ン、一緒に買い物行こう?」
チャ「何でですか。」
面倒くさいんですよね。
ユノ「いいじゃん。一緒に行こうよ。」
理由もないで僕を
動かそうとしている。
チャ「だから理由は何でですか?」
ユノ「一緒に選んで欲しいのがあるから。ねっ?いいよね?」
まぁそんなヒョンも好きですけど(笑)
チャ「全くユノヒョンは…。最近買い物ばっかり…。分かりましたよ。」
好きなのに素直になれなくて
思わず反対の事を
言ってしまう。
ユノ「ありがとう、チャンミン♪」
準備をして早速家を出る。
ユノヒョンが運転して
僕は助手席に座っている。
車内は無言でBGMだけしか
聞こえてこない。
そして目的地に着いた。
そこはアクセサリーが
たくさん売っている所で
ユノヒョンの行きつけでも
あった。
チャ「僕、何かここ嫌です。」
ユノ「何で?」
チャ「入りにくいです。」
ユノ「大丈夫。俺がいるじゃん。」
そう言われて渋々
店の中に入った。
「いらっしゃいませ。いつもお越し頂いてありがとうございます。」
ユノ「いえいえ(笑)あの、ペアネックレスが欲しいんですけど。」
「はい。ペアネックレスなら、こちらがオススメです。」
誰に買うんだろう。
そう思っていると
ユノ「チャンミンならどれ選ぶ?」
話しかけられた。
チャ「僕ならオススメのじゃなくてこれを選びますね。」
しばらく考えて、
そう言って隣にある
ネックレスを指差した。
ユノ「これか…。チャンミンらしいな(笑)」
チャ「別に僕らしくないですよ。」
また、思ってもない事が
口に出てしまった。
ユノ「たまには素直になれよな~。」
苦笑いで僕に言ってくる。
ユノ「すいません。これ下さい。」
チャ「えっ…?」
「こちらですね。少々お待ち下さい。」
何で僕が選んだネックレスを?
ユノ「どうした?」
チャ「どうして僕が選んだネックレスを買うんですか?」
思っていた事を
そのまま言った。
ユノ「それはチャンミンが選んだからだろ?チャンミンが選んだものじゃないと、意味がないから。ペアネックレスなんだから、気に入ったものを身につけないと(笑)」
言われた事を理解したら、
凄く嬉しくなった。
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