プロローグ

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寒さも佳境を迎えもうすぐ冬も終わり、春の息吹が感じられそうな雪に彩られた銀世界を照らす太陽が眩しく快晴といえる程清々しい日。 僕は待ち人を待っている。 ちょっと…いやかなり変わってるけど不思議な魅力を感じさせる僕の恋人…… 彼女は大学の先輩で… 「お~い!後輩!!」 彼女は僕を呼びながら走って来た。 僕は溜め息混じりに返事をする。 「何ですかせんぱ…」 たたたたた…… 彼女は走り去って行った。 しかししばらくするとまた帰ってきた。 「今こんな顔の奴が来なかったか!?」 「え…え……」 「ばかもーん!それがルパンだー!!」 彼女はまたどこかへ走り去って行ってしまった。 …ちょっと変わってるけどなにかとかわいい僕より2歳年上の先輩兼恋人(笑)です。
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