天界へ…

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私は一度天界に向かうことにしました。 天界にはその人物の一生を記したモノがありますし、何より様々な世界を管理する場所ですからね。 それについでにアレについても確認したいですしね。 アレが何か?それは向こうに行けばわかりますよ。 さて、天界に行きましょう。 本来、天界に行けるのは神だけ。 いや、天界の座標を知っているのが神だけという事ですね。 その為、人の身である私がどう扱われるか楽しみです。 私が居た頃に存在した神達なら私の事を分かるでしょうが、新たに生まれた新星神には分からないでしょう。 まぁとりあえず向かいましょうか。 私は手を前に出して目を瞑ります。 「レイバルの名の下に開きなさい。 ヘブンゲート」 そう唱えた瞬間、目の前に扉が現れる。 「では玲二と一君を連れ戻しに行ってまいります。」 私はそう誰にでもなく言うと扉に入っていった。 恐らくはこの世界に対しての言葉だったのでしょうね。
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