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そして助けられた人間は老若男女関係なく奴に惚れてしまう。
身近にいる俺を排除してこのポジションに成り代わろうと考えてしまう程に…
だから俺はかなり心の休まる暇はない。
奴に関して語れば三日三晩不眠不休で語っても終わらない。
とにかく幼なじみ兼親友でなかったら殴りたくなる男だ。
次に奴の兄である神谷 聖夜(セイヤ)さん
玲二とは二卵生双生児である。
俺も玲二もこの人には頭が上がらない。
玲二を勇者と表すならあの人は仙人…いや神とも表せる。
とにかく同い年とは思えないほど達観としていて不思議な雰囲気を持つ男だ。
あの人は頭が良く武道も得意で俺と玲二の2人掛かりでも、かすり傷一つつけれた事がない。
何せ玲二に剣を教えたのはあの人だ。
どこから学んできたのか凄まじい剣術を奴に教えた。正直な話、世界最強の剣術であると思っている。
そして俺も聖夜さんに武術を学んでいる。
玲二のように才能の無い俺は様々な武術を教わりオールマイティーに戦えるよえになった。
玲二の親友で居るには武術を学ばないと生きてはいけないから…
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