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数多くある世界には魔法などという技術もあります。
それと漫画の技を織り交ぜて様々な神技を使えるようになりました。
少ない神力で強大な神技を使える。
その事が嬉しくもあり悲しくもあった。
何で私はこんな無駄な事をしているのか?
何故魂が受け止められただけで満足できなかったのか?
しかし既に趣味になっているので辞める事はできなかったのか。
そんなある日。弟、玲二と一君が珍しく頼み事をして来ました。
なんでも武術を教えて欲しいそうです。
どうも玲二は昔から正義の味方になりたがっており、どうやら自分に力が無いことが悔しいようでした。
私には玲二が起こしたトラブルの後始末をして貰っている一君に申し訳なく思っています。
それにしても面白いコンビですよ彼らは。
弟の玲二は勇者の素質を持っていて、その親友の一君は魔王の素質を持っている。
本来なら相容れぬ筈の2人ですが、こんな平和に近い世界だからこそ彼らの友情があるのでしょう。
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