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村を出てすぐの、橋まで2人は全速力で走った。
オルス「ハァ・・・・・ハァ・・・・・・ここまで来れば・・・・奴らも追ってこないだろ・・・・・」
少女「???取り合えず・・・・貴方は、私を助けてくれたのね・・・・・ありがとう」
オルス「礼を言われるような事、してねぇよ」
少女「・・・・・・・貴方・・・・・・・・奴隷兵・・て、言われてたよね・・・・・」
オルス「・・・・・あぁ・・・・・・」
少女「何処の国の人?」
オルス「・・・・・・・・俺の故郷は、何処の国にも、属してない」
少女「え?じゃあ・・・・・・・ハーフエルフ・・・・」
オルス「違う・・・・・・・・・・・人間だ・・・・・・」
少女「・・・・・・・じゃあ何処の国にも属してないって・・・・」
オルス「『フリーディア』だ」
少女「フリーディアって・・・・・国家を持たない、様々な人種、種族がくらしてる町や村の総称だよね」
オルス「あぁ・・・・フリーディアのとある、町で俺は生まれた・・・・・俺が釣りをしに行った時に、俺はヤツラに捕まった・・・・・・・俺を人質に領土にするために‼はむかった奴は殺された‼‼戦争なんておきなけりゃ、死ななくてすんだんだ‼‼」
少女「・・・・・・・貴方は・・・・・・ハーフエルフを差別する?」
オルス「???しねぇよ」
少女「戦争を終わらせたい?」
オルス「あぁ」
少女「じゃあ、私達の仲間になってくれない??」
オルス「え?」
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