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日が沈み始め、夜にさしかかろうとしていた時に1人の少年と少女が家の外に出ようとしていた。
「誰にも見つからなかったか、雪奈」
と少年が後から来た少女に問いかける。
「誰にも見つからなかったよ、お兄ちゃん」
と少女が少年の言った。
「最初の手筈通りにそ~と行くぞ」
と少年は言いながら出来るだけ、物音を立てないようにして、ドアを開けた。
外に出た2人は周りを何度か見回し森のほうに歩いて行く。
どうやら森に用事があるようだ。
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